中国の家庭債務の限界点 730兆円に膨らんだ中国家計債務
GDP50%の記録的 可処分所得の80%
ちなみに、先進国の平均が76.1%だから
大丈夫らしいが
先日、大阪駅の電子掲示板の広告で
消費者金融を見て、都会の貧富の格差について
考えさせられてしまった。
資本主義社会は、明らかに
負債、debitによって動いている。
つまり最終的に誰かが損をすることで、経済が回っているということ。
まず、現在の通貨システムが、そういうデザインになっていること。
どういうことかというと
中央銀行が発行する政府通貨の場合
公定歩合も中央銀行が決定する。
借金をした場合、利子の支払いが
借りる人が、貸す人に支払われる。
閉鎖された貨幣空間の場合を想定すると
やばいことになる。どうやばいのかというと
発行量が決まっている場合だと、その金利分を巡って
取り合いの競争に陥るということだろう。
それで、発行量が決まっている場合は、利子分は
獲得競争に負けた、負け組が発生するということ
それが、資本主義の市場原理という説明になっている。
株式市場しかり、損する人は、儲かる人より、絶対数が多くなる。
その理由は、損する人が、儲かる人の分の手数料、税金も支払うから
損する人 > 儲かる人
になってしまうのだ。
そんでもって、人は、自分にとって都合の良い情報選択が行われるので
大抵の場合は、楽な情報のみを選択する
経済論からいうと、その楽な支払いを先送りする、相場の場合だと、損失を確定させるのは
最終的には、最悪の結果を招く場合が多いと言える。