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価値の移動

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価値の移動

ここ最近、研究していることが、価値の移動。つまり、決済についてだが
現代の貨幣経済で、先進国では、銀行、証券会社とかの金融機関が、決済窓口になっている。

1900年初期の、ミクロネシアのヤップ文化では、ヤップの人は
通貨を、石灰岩でできた石貨ライを使っていて

ライは、直径が3.5メートル、重さで4トンもある巨大だった。

その価値をどう管理していたのかというと、部分所有を管理していて
その誰が、どこの部分の所有権があるというのを、皆が、ははくしているということだった。

債権と、債務を帳簿に記録していて、信用取引が行われていて、決済時に石貨の所有権を移転するということだ。石貨は、貨幣ではなく、与信残高の記録に過ぎない。

決済を行うのに、債権と債務と、数量、価格という交換レート

つまり価値の尺度が、含まれるということ。貨幣の三機能は、価値の尺度が必要だということ。
この価値の尺度っていうのは、通常は、使用する時に初めて発生する。
つまり、物を買う、サービスの対価で使ったときに、それと、イコールで結ばれるということで
初めて、価値が発生するということだ。

決済の際には、債権が譲渡可能でないといけない。
信用取引の場合だと、債権が譲渡されないと、決済不能の事故、つまり不渡りになってしまう
貨幣の三機能には、交換(決済)が含まれる。譲渡可能性が重要なはずだが
ヤップ島の石貨は、債権譲渡が行われている形跡がない。でかくて、物理的に持って帰るっていうのは、簡単には不可能だろう。債権譲渡が不可能でも、一定量の債権、債務が累積されると所有権を移転すれば良いと思われる。

あと、通貨の機能で、価値の貯蓄手段がある。つまり、物の場合だと、腐ってしまうとか、時間の経過とともに、価値が減少してしまうことが多いのだが、通貨を貯蓄することで、それを回避することが、通常は、可能だ。通貨自体の価値が、急速に減少する。つまりハイパーインフレにならないのが前提の話。

http://www.kisc.meiji.ac.jp/~hirukawa/anthropology/area/oceania/money/

これは、次回、ミクロネシアに行った時でも、詳しく調査する価値がある。

https://youtu.be/QNm4E-FBCOk

https://youtu.be/dirsH4gnusA

外部から、新しい価値を持ち込む、つまり通貨を作ることを思いついた人もいて

デービッド・ディーン・オキーフは、石貨を製造。巨万の富を手にすることに成功。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%95

価値の転移に目をつけて大儲けした訳だ。この手の方法は、通常、商売と言われていて
安く買って、高く売るということで、その差額を得ることができる訳だ。
その逆をすると、損をする。

アメリカの人類学者ウィリアム・ヘンリー・ファーネス三世によると、島内の至る所に置かれた石貨について、その所有者がだれであるかを島民全員が知っていて、取引が行われても、石貨の物理的な場所は移動することなく、それに紐づけられた所有権だけが移転する。

これは、現在のビットコインなどのブロックチェーン技術と似ている。みんなが、知っている、つまり価値を認めているから、通貨が成り立っているいう訳で

決済手法の考え方では、ミクロネシアのヤップ文化は、ひょっとしたら、時代の最先端を行っているかもしれないのだ。

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